ニュース 電子 作成日:2012年5月21日_記事番号:T00037213
友達光電(AUO)は、緯創資通(ウィストロン)と合弁で2010年に中国・広東省中山市の「緯創光電園区」に設立した液晶パネル後工程モジュールメーカー「友智光電」から出資を引き揚げ、持ち株51%をウィストロンに売却した。21日付工商時報が伝えた。
AUOは「持ち株売却後も双方の取引関係は変わらない」と説明した。友智光電はウィストロンの完全子会社となる。
合弁解消は、液晶パネルメーカーが後工程モジュールを取り付けていない半製品の液晶セル(オープンセル)の状態で出荷するケースが増え、合弁の必要性が低下したことが理由だ。
日中韓のテレビメーカーは近年、設計に柔軟性を持たせるため、自社でバックライトモジュール、後工程モジュールなどの一貫生産を行う傾向にあり、液晶パネルメーカーにオープンセルの出荷を求めるようになった。
市場調査会社ディスプレイサーチは、液晶パネル業界全体で、オープンセルの出荷比率が昨年の25%から今年は50%まで高まると予測した。このうち、AUOが出荷する液晶パネルもオープンセルの割合が30%に達する見通しだ。
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