ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

スマートフォン、Q3販売84%増


ニュース 電子 作成日:2007年11月13日_記事番号:T00003722

スマートフォン、Q3販売84%増

 
 資訊工業策進会市場情報中心(MIC)の12日の発表によると、今年第3四半期の台湾携帯電話メーカーのスマートフォン出荷台数は、タッチパネル式「HTC Touch」を発売した宏達国際電子(HTC)が市場を引っ張る形で、昨年同期比84%増の489万6,000台を記録した。第4四半期は622万台の過去最高水準への挑戦が期待でき、来年第1四半期も同水準を維持する見通しだ。13日付経済日報が報じた。
   
T000037221

 
 一般的な携帯電話の第3四半期の出荷台数は2,502万台で、前期比では2割以上増加したものの、昨年同期比では13%の減少となった。第4四半期はハイシーズンのため、前期比25%増の約3,118台と予想している。通年の出荷台数は9,670万台で、昨年の約1億2,000万台からは21%の大幅減となる見通しだ。

 台湾内需市場の第3四半期の販売台数は184万台で、3G(第3世代)機の比率は27.3%だった。

 MICでは、来年の台湾携帯市場の見通しについて、「電信業者がいかに付加価値サービスを推進・拡大し、3G、3.5Gへの買い替え需要を喚起していけるかが成長の鍵だ」という見解を明らかにしている。