ニュース 政治 作成日:2012年5月22日_記事番号:T00037220
馬英九総統の2期目の就任演説について香港の中国評論通信社(中評社)は21日の北京発の記事で、「両岸(中台)政策にはまったく新味がなかった」と論評し、中国との平和協定や政治対話への言及がなかったため、「1期目の就任演説に比べると後退に等しい」と指摘した。しかし、「一つの中華民国、二つの地区」を訴えたことは「独立派陣営の人物と比べると、少なくとも歴史を直視している」と評価した。22日付旺報が伝えた。
記事は馬総統の過去4年間のかじ取りを「経済傾中、政治傾米」と断じた。中国との経済協力を強化して利益を得る一方で、政治的には親米の度合いを強め、米国から武器を購入して中国への対抗をやめていないとの見方だ。
中評社は一方で、「馬総統が両岸関係で新政策を積極的に打ち出さなかったのは、米国が内容に関心を寄せていたことや野党の強い圧力があったためだ」と理解を示した。
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