ニュース 石油・化学 作成日:2012年5月22日_記事番号:T00037228
工業技術研究院産業経済趨勢研究センター(IEK)産業技術知識服務計画(ITIS)は、石油化学業界の今年通年の生産額について、前年比1.1%減の1兆8,900億台湾元(約5兆円)になるとの見通しを示した。22日付工商時報が報じた。
なお、今年第1四半期の台湾石化産業の生産額は前期比9.9%増の4,830億元だった。イランへの経済制裁のため欧州連合(EU)などが同国産原油の輸入を禁止したことを受け、国際原油価格が上昇、石化製品も値上がりしたことが増加につながった。
しかしIEKの范振誠アナリストは、新興国での石化生産設備の増設、欧州や米国の債務問題などが、台湾石化業界の販売量に打撃を与えると指摘。また国際原油価格については、世界的な景気回復が見えず需要が低迷し、今年末には1バレル当たり100ドル以下まで下落すると予測した。
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