ニュース 食品 作成日:2012年5月22日_記事番号:T00037229
市販されているジュース類を対象に行政院消費者保護処(消保処)が昨年11〜12月に行った抜き打ち調査の結果が公表され、広く親しまれている禾林食品のアスパラガスジュース「津津蘆筍汁」は、「野菜汁20%入り」をうたいながら、実際には4%しか含まれていなかったことが明らかとなった。また同社の「緑蘆筍汁」も「野菜汁10%」としながら実際には4%だった。22日付蘋果日報が伝えた。
また消保処の調査によると、他のアスパラジュースでも、味王の「蘆筍露」で標示が野菜汁10%で実際は3%、幸鑫食品の「親親緑蘆筍汁」は標示が野菜汁20%で実際は8%と、実際の含有率が大きく下回ることが判明。さらに禾林と味王の商品には表示されていない添加物が含まれていた。消保処は販売業者に対し、これら商品の撤去・回収を要求したほか、「津津蘆筍汁」と「蘆筍露」のGMP(適正製造規範)認証を取り消した。
このほか統一企業(ユニ・プレジデント)のトマトジュース「統一番茄汁」も、標示されていない添加物が含まれるとして撤去・回収を命じられた。
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