ニュース 機械 作成日:2012年5月22日_記事番号:T00037231
米電動工具メーカーのスタンレー・ブラック&デッカー(SBD)は21日、子会社を通じ、錠前メーカーの東隆五金工業に対する株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。22日付工商時報などが伝えた。
SBDは1株当たり41.05台湾元で、東隆五金の全株式の取得を目指す。取得代金は36億9,500万元(約100億円)が見込まれる。
東隆五金の筆頭株主、特力集団が東隆五金に対する持ち株68.3%をSBDに22億7,700万元で譲渡する。特力集団は3,300万元の譲渡益を計上する見通しだ。TOB成立により、東隆五金は上場廃止となる。
SBDは工具の老舗メーカー、スタンレーが2010年に同業のブラック&デッカーを合併して発足した企業で、昨年の売上高は台湾元換算で3,000億元を超えた。SBDはこれまでも東隆五金の主要顧客だった。SBDは東隆五金を買収後、フィリピン工場に追加投資し、錠前の生産能力を月100万個に増やす計画だ。
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