ニュース 社会 作成日:2012年5月23日_記事番号:T00037244
23日付蘋果日報は読者からの投書を基に、男性モデル、陳志強の実家として知られ、著名人も多く訪れる高雄市の人気牛肉麺店「大牛牛肉麺」(高雄市苓雅区)が、客の食べ残しを再利用して別の客に提供していると報じた。読者が4月に同店の厨房内を撮影したという動画には、客の残した牛肉や小皿料理を店員が手やはしで集め、盛り直している様子が映っており、医師やグルメ作家からは「不衛生で商業道徳に反する。営業停止にすべき」など厳しい批判が挙がっている。
蘋果日報の取材に対し店主の陳週年氏は、動画に映っているのは同店であることを認めた上で,食べ残しの回収については「犬の餌にするため」と主張した。しかし店主の妻は「もったいないと思い、客が手を付けていないものを再調理して提供していた」と説明し、「今はやっていない」と語った。
また、問題の動画を提供した人物は辞めた調理人だと主張し、食べ残し再利用のアイデアはこの調理人によるものだと非難した。
高雄市衛生局によると、調査の結果事実であれば、「食品良好衛生規範」により改善を要求した上で、期限内に改善されなければ最高600万台湾元(約1,630万円)の罰金が科される。
高雄市四維路にある同名の「大牛牛肉麺」では、問題の店とは無関係との張り紙を出したものの、客足がガタ落ちする被害に見舞われた(23日=中央社)
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