ニュース 社会 作成日:2012年5月23日_記事番号:T00037246
台北市警察局の警察官が21日夜、一緒に酒を飲んだ知人が運転する車で帰宅途中、禁止されている場所で左折をして、大学生の男性が運転するバイクと衝突して死亡させた。本人は運転していないとはいえ、飲酒運転を見逃しており警察官としてのモラルが問われる事故で、台北市警察局は厳重処分を下した。また、遺族による過失致死罪および公共危険罪での訴えに基づいて、検察による事情聴取が22日行われ、警察官は3万台湾元(約8万円)で保釈された。23日付蘋果日報などが報じた。
厳重処分が下されたのは、万華分局警備隊所属の林竹伝容疑者(48)で、21日の夜はナイトクラブで知人の王天生容疑者(63)らと酒を飲んだ。林容疑者は、王容疑者が「コップ1杯の酒しか飲んでいないため問題ない」と話したため、王容疑者の車に乗って帰宅。その途中、市民大道と林森北路の左折が禁止されている交差点を無理に曲がった際、醒吾技術学院(新北市林口区)1年の郭力維さん(19)のバイクと衝突して死亡させた。
林容疑者は知人の飲酒運転を見逃したことが厳重処分の理由となった。昨年、ナイトクラブに出入りしていることが発覚し万華分局に左遷され、離婚したことから、最近よく酒を飲んでうさを晴らしていたという。運転していた王容疑者は12万元で保釈された。
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