ニュース 金融 作成日:2012年5月23日_記事番号:T00037252
華南金融控股は22日、インターネット上で業績説明会を開き、今年下半期の景気に悲観的な見通しを示すとともに、今年の融資残高の伸び率が5%にとどまるとの控えめな予測を明らかにした。23日付蘋果日報が伝えた。
内訳は台湾元建て融資が4.3%、外貨建て融資が6%の伸びになるとした。また、公務員向け住宅ローンは残高300億台湾元(約810億円)を目標とする。
張雲鵬副総経理は「今年は液晶パネル、太陽エネルギーなどの産業で先行きに不安があり、設備投資が目立たず、欧州財政危機の先行きにも不確定要素があって企業向けの協調融資(シンジケートローン)も楽観できない」と述べ、石油価格の値上がりや税負担増による消費意欲の低下も考えると、融資残高は伸び悩むとした。
中国事業は好調で、華南銀行深圳支店は、今年第1四半期に32万米ドルの利益を上げた。通年で200万米ドル以上の利益を見込む。また、深圳市宝安区への支店開設も目指す。
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