ニュース 医薬 作成日:2012年5月23日_記事番号:T00037255
工業技術研究院産業経済趨勢研究センター(IEK)産業技術知識サービス計画(ITIS)によると、今年の製薬業界の原薬の生産額は前年比13.16%増え、200億台湾元(約540億円)を超える見通しだ。背景にはメーカーが海外展開に積極的で、新薬の製品化認定が増えていることがある。23日付蘋果日報が報じた。
ITISの予測によると、今年の製薬業界全体の生産額は前年比6%増の687億6,000万元で、そのうち原薬が初めて約3割を占める。北米は生産コストが高いため輸入が多く、日本も近年、生産委託を進めていることから、原薬メーカー、台湾神隆(サイノファーム)などが商機を狙って海外の提携先を模索しており、今後、受託生産が増えるとみている。
今年第1四半期の製薬業界の生産額は前年同期比4.4%増の170億4,000万元だった。内訳は原薬が同13.8%増の54億3,000万元、西洋薬は全民健康保険の薬価引き下げで同1.2%減り97億5,000万元、漢方薬は材料価格上昇、需要増加で同10.4%増え18億6,000万元だった。
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