ニュース その他製造 作成日:2012年5月23日_記事番号:T00037256
台湾経済研究院(台経院)は22日、今年年内の製造業景気予測を発表、第2四半期の景気信号は「黄青(景気後退傾向)」が続くものの、第3四半期には「緑(景気安定)」に回復、第4四半期も「緑」を維持するとの見通しを示した。5大産業別では、▽民生工業▽化学・ゴム▽金属▽電子電機──の4産業は下半期の景気上昇が見込まれるが、運輸工業のみ景気が下降するとの予測となった。23日付経済日報が報じた。
孫明徳・台経院景気予測中心主任は、各産業(中分類)の中で電子部品業が最も好調となると指摘し、「赤(景気繁栄)」が点灯すると予測。下半期にマイクロソフトの新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ8(Windows8)」の発売が見込まれ、これにより台湾調達が増えるとの見方だ。また電子部品業は製造業全体に占める比重が高いため、同産業の好調は景気全体の向上につながると指摘した。
運輸工業の不調については、第1四半期の「緑」から第2〜第4四半期は「黄青」に悪化すると予測。ガソリン値上げや欧米、中国の景気低調が、自動車部品の輸出に影響を及ぼすとの見通しを示した。
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