ニュース 食品 作成日:2012年5月23日_記事番号:T00037257
中国の第12次5カ年計画(2011~15年)推進による内需拡大を見越し、同国で即席めんの生産能力増強を続ける台湾系の康師傅控股(カンシーフ)は、2億8,000万米ドルを投じて浙江省杭州市に建設中の新工場を年末に稼働させる。年産能力は48億袋と世界最大規模で、同工場の稼働により、15年には現在の2倍となる1,000億袋の販売量達成を狙う。23日付蘋果日報が伝えた。
康師傅は現在、中国に即席めん工場26カ所、生産ライン計202本を設けている。このうち、天津市の工場の年産能力は48億袋で、単一の生産拠点としては世界最大だという。同社の中国即席めん市場でのシェアは約50%、世界でも25%で、いずれもトップの地位にある。
一方、中国で昨年「老壇酸菜牛肉麺」が人気となりシェアを9%余りから15%に伸ばした統一企業(ユニ・プレジデント)も香港子会社の統一中控を通じ、中国各地で工場設置を進めている。
中国の即席めん市場では、台湾系2社と日清食品ホールディングスが出資する今麦郎食品、白象食品の計4社が激しい競争を繰り広げている。
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