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ベンツ・BMW、40億元分が台中港に到着


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年5月23日_記事番号:T00037258

ベンツ・BMW、40億元分が台中港に到着

 積載量世界最大のノルウェー籍自動車運搬船が22日、メルセデス・ベンツ550台とBMW747台を含む1,325台を載せて台中港に到着した。1台当たり平均価格300万台湾元(約810万円)で計算すれば、市場価値は総額40億元に上り、1回の輸入規模としては今年最大となった。23日付工商時報が報じた。

 台湾最大の自動車物流業者、京揚国際物流によると、高級車はオーダーメイド制を採っており、注文してから台湾に届くまでに3カ月〜半年かかるため、今回台中港に到着したのは、昨年末景気が好転して輸入車の購入が急増した際に発注を受けた分だという。今回の便は5月に入り3便目の貨物で、6月には4便の入港が予定されており、今年の輸入量は昨年を上回ると予測している。

 なお台中税関局によると、昨年台中港を通じて輸入された自動車は合計2万4,420台。300万元以上の車両には「特種貨物・労務税」、いわゆるぜいたく税が10%かかるため、昨年は5億8,000万元の税収をもたらした。