ニュース 機械 作成日:2012年5月23日_記事番号:T00037259
台湾区機器工業同業公会(機器公会、TAMI)は22日、韓国の工作機械輸出額がウォン安と経済貿易緊密化協定(CEPA)によりインド向けが昨年約4割成長したと指摘した上で、韓国が欧州連合(EU)や米国と結んだ自由貿易協定(FTA)が相次いで発効したことから、今年は欧米向け輸出で同国が台湾を上回る可能性もあるとの見通しを示した。23日付経済日報が伝えた。
韓国工作機械産業協会(KOMMA)の統計では、昨年の韓国の工作機械輸出額は前年比37.2%増の23億100万米ドル、インド向けは同39%増の約1億6,800万米ドルと好調だった。一方、台湾のインド向け輸出は同3.5%増の1億4,100万米ドルにとどまった。
TAMIによれば、韓国がインドに輸出する工作機械の80%以上がマシニングセンター、CNC旋盤、プレス裁断機の3製品に集中、台湾もこれら製品が70%を占めており競合度が高い。
なお昨年の韓国の工作機械輸出額は欧州向けが同124.4%増の5億4,700万米ドル、北米向けが同135.9%増の3億5,000万米ドルと大幅に伸びており、競争力の大幅な向上が見て取れる。
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