ニュース 電子 作成日:2012年5月23日_記事番号:T00037265
23日付電子時報が部品メーカーの話を基に報じたところによると、サムスン電子が初めて生産を外部に委託したノートパソコンが、委託先とされる仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)から6月に出荷されるもようだ。コンパルは4機種を生産、今年の出荷台数は200万~300万台、来年はさらに増える見込みだ。これについてコンパルは「特定顧客についてはコメントできない」としている。
ノートPC市場はこのところタブレットPC人気に圧迫されつつあるが、サプライヤーによると、サムスンはノートPC市場でのシェア拡大に積極的で、出荷台数は2010年に1,000万台を突破、11年は1,310万台に増加、今年は2,000万台を目指している。
また、サムスンのノートPC世界シェアは現在7位だが、上位10社のうち今年第1四半期の出荷台数が前期比で唯一増加した。サプライヤーは、サムスンは外部委託により生産コストを抑えることができ、市場競争力がさらに向上すると指摘。同業にとって脅威となりそうだ。
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