ニュース その他分野 作成日:2012年5月24日_記事番号:T00037276
尹啓銘・行政院経済建設委員会(経建会)主任委員は23日、国民党の中央常務委員会で、「馬英九総統が総統選挙で『黄金の10年』と題して掲げたマニフェスト(政権公約)の実現のためには、1960年代、80年代に続く第3の経済自由化が必要」と述べ、自由経済モデル区、企業経営・投資関連規制の緩和などを通じて世界市場における競争力確保に努めると表明した。24日付経済日報が報じた。
尹主委は「黄金の10年」実現に向け、▽第3の経済自由化▽海運・空運市場におけるハブ化▽観光産業のアップグレード▽経済貿易協定締結の加速▽中台産業チェーンの協力強化▽新興市場商機の開拓▽国際的友好関係の深化──の7大戦略を提案。そのうち経済貿易協定については、▽中国との海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)後続協議▽重要な貿易パートナーとの経済協力協定(ECA)締結▽環太平洋連携協定(TPP)への参加──を積極推進すべきと提言した。
これを受けて馬総統は、他の国・地域と自由貿易協定(FTA)締結を進める上で「相手に開放を求めて、自分は開放しないというわけにはいかない」と強調。「世界で取り残されないためには、従来の方法や考え方を改めて市場開放を進めるべきで、痛みは伴うがそうしてこそ国家の競争力を高めることができる」と語った。
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