ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台中市の観光ロープウエー建設、日本ケーブル・住友が応札に意欲


ニュース 運輸 作成日:2012年5月24日_記事番号:T00037278

台中市の観光ロープウエー建設、日本ケーブル・住友が応札に意欲

 日本企業訪問団の一員として台湾を訪れている日本ケーブル(本社・東京都千代田区、大久保雅由社長)と住友商事の関係者は23日、台中市の張大春・観光旅遊局長と面会し、同市がBOT(建設、運営、譲渡)方式での敷設を検討している観光用ロープウエー2本の建設に関する競争入札への応札意欲を表明した。市は建設費を52億台湾元(約140億円)と見込んでいる。24日付経済日報が伝えた。

 台中市は山間部の観光地、大雪山国家森林遊楽区〜谷関を結ぶ「雪谷線」(全長5,790メートル)と新社〜大坑風景区を結ぶ「新大線」のロープウエー2本の設置を計画している。雪谷線は2017年の運転開始が見込まれており、台湾初の高山観光ロープウエーとなる。

 日本ケーブル関係者は「台中は観光資源が豊富で気候もいい」と好感、住友商事関係者も、谷関と新社を実際に視察し、ロープウエー建設は将来性が高いと強い興味を示したという。