ニュース 建設 作成日:2012年5月24日_記事番号:T00037280
生保大手の国泰人寿保険は23日、台中市花卸売市場(南屯区恵文路、通称・恵文花市)がある用地の地上権(30年間)を4億2,000万台湾元(約11億3,000万円)で獲得する契約を台中市政府と結んだ。24日付工商時報が伝えた。
国泰人寿は家具・インテリア量販店のイケアに用地を長期転貸する形で、年4%以上の投資利回りを見込む。
不動産市場では、商業用の不動産物件が不足気味となっている。背景には不動産価格の上昇を見込んだ売り惜しみがある。これに代わり、注目を浴びているのが地上権取引だ。
市場では今後、台北市の台北世界貿易センター展覧2館、台中市の水ナン(ナンはさんずいに南)空港後の地上権(いずれも50年間)の売却が予定されており、保険会社などが獲得に乗り出すと予想されている。
台中市ではこのほか、BOT(建設・運営・譲渡)方式による投資案件としては台湾で過去最大となる「台中国際経貿綜合園区」第1期「清翠園」(ジェード・エコ・パーク)の入札も近く予定されている。
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