ニュース 商業・サービス 作成日:2012年5月24日_記事番号:T00037282
経済部統計処が23日発表した4月の卸売・小売・飲食業界全体の売上高は、前月比3.69%減、前年同月比2.37%減の1兆1,458億台湾元(約3兆円)となった。うち小売業売上高は3,085億元と前年比2.69%の成長となったものの、伸び率は2010年12月以来の最低を記録。黄吉実・経済部統計長は、「昇給の凍結、物価上昇、株式市場の不調により消費意欲が低下している」と指摘。「内需の冷え込みはしばらく続く」との見方を示した。24日付工商時報が報じた。
4月の小売業売上高は百貨店などが母の日セールを前倒しして業績向上を図ったものの振るわず、特に薬品・化粧品販売業の売上高は前年同月比2.84%減とマイナス幅が最大となった。また観測によると、百貨店大手の1〜4月売上高は、遠東百貨が前年同期比2%減、太平洋崇光百貨(太平洋そごう)が同3%減、新光三越百貨が4%減といずれもマイナス成長となったもようだ。
なお、卸売業の4月売上高は前月比5.30%減、前年同期比4.37%減の8,066億元、飲食業は前月比0.67%減、前年同期比3.51%増の307億元となった。
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