ニュース その他製造 作成日:2012年5月24日_記事番号:T00037283
先ごろ薄膜太陽電池工場を閉鎖し、太陽電池用シリコンウエハー事業にリソースを集中すると伝えられた緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)の林和龍総経理は23日、シリコンウエハー事業について「受注が満杯で、観音工場(桃園県)と高雄工場はフル稼働で生産に当たっている」と語った。また、生産規模の拡大によるコスト抑制に向け、中国での工場設置を検討していることを明らかにした。24日付蘋果日報が伝えた。
林総経理によると、緑能のシリコンウエハー出荷枚数は月3,000万枚を超え、生産能力の限界に達しているため、高雄工場で従業員200人を募集する予定だ。また中国工場の設置については、以前のように60億~70億台湾元(約160億~190億円)もの投資はできず、現地工場を租借する方向で検討していると説明した。
なお生産コストについて林総経理は、「当社は業界でも低い方で、利益の鍵は材料のポリシリコン価格が握る」と説明。その上で、第2四半期のポリシリコン価格は23~25米ドルと前期から15%下落しており、今期は損失が縮小する見込みだが、年内の黒字転換は難しいとの見方を示した。
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