ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ミラーレス一眼、台湾で30%販売増予測


ニュース 家電 作成日:2012年5月24日_記事番号:T00037286

ミラーレス一眼、台湾で30%販売増予測

 デジタルカメラ大手各社が、ミラーレス一眼デジタルカメラ(MILC)を相次いで発売し、アクセサリー類が整いつつあることから、消費者の間で人気が高まっている。業界関係者は、今年は全世界で20%、台湾市場で30~35%の販売増を見込んでいる。24日付電子時報が伝えた。

 昨年の台湾のデジタルカメラ販売台数は約132万台で、MILCのシェアは11%を超え、約14万5,000台を売り上げた。業界ではオリンパス、パナソニック、ソニー、ニコンなどの新製品が需要を刺激すると予想している。

 業界関係者は「ローエンドのデジタルカメラは、スマート機器(スマートフォン)などのカメラ機能が向上したことが圧力となっている。ただ、スマート機器は体積上の制約で、レンズや感光モジュールはデジタルカメラには及ばない」とし、成熟市場を中心に、ハイエンドのデジタルカメラの人気が高まっていると指摘した。

 業界関係者は、MILCが主導する形で、台湾のデジタルカメラ市場は年間140万台規模に拡大すると予想している。