ニュース 電子 作成日:2012年5月24日_記事番号:T00037291
24日付経済日報が外電の報道を基に伝えたところによると、友達光電(AUO)と奇美電子が米アップルの求めに応じてインセル式タッチパネルの生産に参入する。ただ、AUO生産のインセル式タッチパネルはスマートフォン「iPhone」の次世代機種(通称・iPhone5)向けではなく、「iPad mini」向けとなる見通しだ。
インセル式タッチパネルは、「iPhone5」への採用が伝えられており、シャープ、東芝、LGディスプレイが生産する。AUO、奇美電子が同パネルの生産に参入すれば、これまでアップルにからの受注に支えられてきた宸鴻集団(TPKホールディング)および勝華科技(ウィンテック)に打撃を与えるとみられる。
韓国のディスプレイ市場調査会社、ディスプレイバンクによると、今月に入りソニーがインセル式タッチパネルの量産を開始。呉斯通アナリストは、インセル式タッチパネルの技術は複雑で良品率も低いため、アップルは日本と韓国の複数のメーカーから調達を行わざるを得ないと指摘。今月から量産を開始した日韓のメーカーでは現在、良品率は65%~70%となっている。
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