ニュース 電子 作成日:2012年5月24日_記事番号:T00037292
パソコン大手の米デルは22日、2012年第1四半期決算を発表し、純利益は前年同期比33%減の6億3,500万米ドルにとどまった。欧州市場の需要低迷と企業の支出削減が響いた形で、第2四半期の業績も当初予想を下回るとした。デルの大幅減益を受け、台湾ではノートPC各社の業績見通しに不安が広がっている。24日付蘋果日報が伝えた。
華碩電脳(ASUS)の株価は23日、ストップ安まで下落した。同社は欧州での売上比率が高いため、業績に対する不安感が高まった。同社は「第2四半期の業績目標は達成できる見込みで、発注カットの恐れはない」と説明した。
一方、デルのPCを受託生産する仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、緯創資通(ウィストロン)への影響も懸念される。
コンパルは「第2四半期は(デルなど)米系顧客の需要が目立たないが、アジア系顧客の発注は旺盛で、15%の増収を見込む」と説明した。
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