ニュース 運輸 作成日:2012年5月25日_記事番号:T00037304
川崎重工業と東芝は24日、台湾高速鉄路(高鉄)の高速鉄道車両4編成48両を共同受注したと発表した。同日、川崎重工と東芝の台湾現地法人の企業連合(コンソーシアム)が契約を交わした。受注総額は約184億円。中央社電などが伝えた。
東京で行われた契約式には、欧晋徳・高鉄董事長(右2)のほか、今月末に離任して帰台する台北駐日経済文化代表処の馮寄台・駐日代表(右1)も出席した(24日=中央社)
今回の受注は、高鉄の乗客数増加に伴う列車本数増発や、2015年開通予定の台北~南港駅間の路線延長など向け。川崎重工がプロジェクトの統括、車体および台車の設計、製造を、東芝が電気機器、空調、車上無線システムの設計、供給を行う。まず12年12月に最初の編成を、15年11月までに残りを順次納入する予定だ。契約には最大4編成48両までのオプションが含まれる。
納入する車両は、両社を含む日本7社で構成する台湾新幹線(TSC)が00年12月に受注した700T型車両(東海道・山陽新幹線の700系をベースに高鉄向けに設計変更)と同型式で、07年1月開通以来の安定した運行実績と信頼性が評価された。
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