ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年5月25日_記事番号:T00037308
中国鋼鉄(CSC)が24日発表した、7~8月の台湾域内市場向け鉄鋼製品価格は、一部の自動車向け冷延製品を1トン当たり450台湾元(約1,200円)引き下げたほかは据え置きとなった。これについて李慶超・同社執行副総経理は、「大陸(中国)、欧州の鉄鋼市場が不調となっている一方、米国の不動産や自動車市場は好調で、プラス、マイナス要因が半々であるため」と説明した。25日付経済日報が伝えた。
証券会社によると、CSCの今年の業績は、1~2月は13億600万元の税引き前損失を計上したものの、3月からは単月黒字となり、4月の税引き前利益は7億800万元となった。1~4月累計では依然2億7,000万元の赤字だが、受注が好調な上、原料の石炭と鉄鉱石価格も下がっているため、今月末には累計での黒字転換を果たせる見通しだ。
CSCは当初、第2四半期の受注量を約275万トンと見込んでいたが、実際は前期比9.6%増の285万トンとなる見通しで、第3四半期はさらに増加が見込まれる。
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