ニュース 電子 作成日:2012年5月25日_記事番号:T00037312
中華電信の石木標副総経理は24日、移動通信の基地局網に大規模基地局(マクロセル)と小規模基地局(マイクロセル)、室内用小型基地局(フェムトセル)を組み合わせる階層セル構造(HCS)を強化する方針を明らかにした。25日付工商時報が伝えた。
通信業界では、データ通信需要の増大につれ、周波数枠が不足する中、大規模基地局で広範囲をカバーする従来の方式の見直しが迫られている。こうした中、HCSを採用すれば、小規模基地局で局地的にデータ通信容量を減らすことができ、基地局同士の信号干渉を防止できるほか、建物内などで電波が届かない「死角地帯」の解消にもつながる。
一方、同社は台湾全土へのブロードバンド整備を急ぐ政府方針に従い、移動通信網の整備に前年を32%上回る53億台湾元(約143億円)を投資する。また、来年以降、投資額をさらに増額する内部計画を立てている。
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