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POS機器のフライテック、新工場が量産開始


ニュース 電子 作成日:2012年5月25日_記事番号:T00037313

POS機器のフライテック、新工場が量産開始

 POS(販売時点情報管理)システム用機器の最大手、飛捷科技(フライテック・テクノロジー)の林大成董事長は、華亜科技園区(新北市林口区)で建設していた新工場が昨年末に完成し、現在既に量産に入っていることを明らかにした。現時点で華亜工場の年産能力は25万~30万台で稼働率は約50%。同工場には既存の同市・五股工場の約3倍に当たる年産能力50万~70万台分の生産ライン設置スペースがあり、5年以内にこれをすべて埋めたいとしている。25日付蘋果日報が報じた。

 フライテックは、世界5位のPOS機器受託メーカーで、昨年のPOS機器出荷台数は13万台。このほか、タッチディスプレイ2万~3万台も出荷した。今年はPOSが16万~17万台、タッチディスプレイは3万~4万台を目指す。

 ハイシーズンに入った現在、華亜工場は2交代制で生産を行っている。林董事長は、「受注見通しは6月まで立っており、5~6月の業績はまずまず」との見通しを示した。証券会社はフライテックの第2四半期売上高は前期比13%増加の9億台湾元(約24億円)以上、粗利益率は31%以上と予測している。