ニュース 社会 作成日:2012年5月28日_記事番号:T00037324
行政院衛生署が25日に発表した昨年度の統計によると、台湾人の平均寿命は男性が前年比0.2歳短い76歳、女性が同0.1歳伸びて82.7歳となり、寿命の男女差が過去最大の6.7歳に開いたことが明らかとなった。なお全体の死因ではがん(悪性腫瘍)が30年連続で最も多く、昨年は平均3分27秒に1人ががんで死亡している。26日付蘋果日報が伝えた。
男女間で寿命の長さの差が開いていることについて衛生署統計室は、がんによる昨年の死亡者は男性が2万7,045人、女性は1万5,514人と、男性の方が女性より圧倒的に多いと指摘した。この理由について専門家は、男性は女性に比べて健康診断に行きたがらないことや、喫煙率やと飲酒率が高いことが影響していると説明した。
昨年のがんによる死亡者の内訳は、女性では乳がん、男性では前立腺がんでの死亡者が前年比で多かった。女性の場合は食生活の欧米化や乳がんが検診で発見されにくいこと、男性の場合は人口の高齢化と関連があるとしている。
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