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嘉義農林の甲子園準優勝、映画化へ


ニュース 社会 作成日:2012年5月28日_記事番号:T00037326

嘉義農林の甲子園準優勝、映画化へ

 映画『セデック・バレ』『海角七号』などを手掛けた魏徳聖監督は27日、台湾が日本の統治下にあった1931(昭和6)年に現在の夏の甲子園の前身である全国中等学校優勝野球大会に出場し、準優勝を果たした嘉義農林(現国立嘉義大学)のエピソードを題材とした映画『KANO』を製作すると発表した。28日付中国時報が伝えた。

 題名の『KANO』は、嘉義農林の略称「嘉農」に由来する。魏監督は「当時の選手は日本人、漢人(台湾人)、先住民(高砂族)で構成されていた。民族や階級を超越した『民族協和』で勝ち取った名誉のストーリーだ」と説明した。

 クランクインは今年9月で、来年夏休みの公開を見込む。キャストの野球選手は主に地元嘉義地区の高校生から選ぶことにしている。ロケは嘉義市内で行われ、再現される1930年代の風景も見ものとなる。