ニュース 石油・化学 作成日:2012年5月28日_記事番号:T00037337
25日に着工を迎えた高雄港の洲際貨櫃中心(大陸間コンテナターミナル)第2期工事で、くわ入れ式に出席した馬英九総統は、同エリアに設置される石油化学産業専用区について「完成すれば台湾中油(CPC)第5ナフサ分解プラント(高雄市楠梓区、通称五軽)を2015年までに移転するとの約束が間接的に守れる」と強調した。これに対しCPCの朱少華董事長は、「第5ナフサ分解プラントの設備は売却するか海外へ移転し、同専用区に移転するわけではない」と説明した。26日付工商時報が報じた。
港湾運営会社、台湾港務の蕭丁訓董事長も、洲際貨櫃中心第2期の一部にCPC、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、李長栄化学工業(LCYケミカル)など石化業者10社が石化貯蔵専用区を設置する計画で、貯蔵タンクのほか、埠頭(ふ頭)10基を設ける予定だが、同地で生産は行われないと強調した。
CPCは第5ナフサ分解プラントの移転に伴い、大林製油所(高雄市小港区)の貯蔵設備を洲際貨櫃中心第2期に移転することを計画している。
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