ニュース 機械 作成日:2012年5月28日_記事番号:T00037338
士林電機は25日、海外の重電市場で業績が伸びており、北米地区で風力発電用変圧器600台を受注したことを明らかにした。受注額は1,000万米ドルを超え、既に納品が始まっている。26日付経済日報が伝えた。
同社の海外事業は中国が中心だが、中国経済の成長鈍化に対応するため、同社は北米の変圧器市場を積極的に開拓している。また、インフラ整備需要が見込まれるベトナム、フィリピンなど東南アジア市場も有望視している。
同社は株主総会で今後の業績見通しについて、「海外では欧州財政危機が続いていることや、中国の成長が減速していることから、企業の投資意欲に影響が出ている。台湾では電気料金値上げなどでインフレ懸念があり、業績は昨年並みであれば上々だ」と慎重な見方を示した。
その上で、海外市場の開拓に重点を置き、今年は輸出とグループの海外事業の連結で、海外からの売り上げ貢献を40%まで高めることを目標に掲げた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722