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義聯集団、彰化県で200億元投資検討


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年5月28日_記事番号:T00037339

義聯集団、彰化県で200億元投資検討

 民間の鉄鋼最大手、義聯集団(Eユナイテッド・グループ)の林義守董事長は25日、彰化県の卓伯源県長と会談し、同県内でニッケル合金工場の建設、および大型複合商業施設、義大世界(E-DAワールド)を開発したいとの意向を伝えた。2項目の投資額は計200億台湾元(約540億円)規模に上るという。26日付経済日報が伝えた。

 林董事長によると、ニッケル合金工場建設については事前調査を始めている。投資額は少なくとも100億元を見込み、建設用地は100ヘクタール必要とする。経済部工業局は水源の確保が困難とみているが、卓県長は水道公社の台湾自来水公司に協力を求めて解決したい考えだ。

 また、義大世界の候補地には同県芬園郷を想定している。これについて林董事長は、台湾中部の中心に位置し、車で1時間ほどの距離に600万人が暮らしている上、中国人観光客に人気の日月潭(南投県)にも近く商機が見込めると説明、「適当な用地が見つかれば必ず成功する」と自信を示した。