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物価安定策、中銀が年内に利上げか


ニュース 金融 作成日:2007年11月14日_記事番号:T00003734

物価安定策、中銀が年内に利上げか

 
 中央銀行の彭淮南総裁は13日、行政院経済建設委員会(経建会)を訪れ、物価安定策について提言を行った。中銀関係者は物価上昇の原因は供給サイドにあると述べた上で、市場には十分な資金が供給されているとして、緩やかな利上げを検討していく方針を固めたと指摘した。14日付経済日報が報じた。

 同関係者は、「現在の金利水準は低く、穀物など大口物資の輸入業者による資金調達も問題はないはずだ」と指摘し、現時点で銀行に資金供給を促す考えはないことを明らかにした。同関係者は「物価安定を考える上で、原料調達資金の不足以外に、業者が売り惜しみ行為に走っていないかなどを多角的に調べる必要がある」と述べた。

 市場では、中銀が年内に0.125%~0.25%の利上げに踏み切るとの見方が高まっている。