ニュース 電子 作成日:2012年5月28日_記事番号:T00037344
中国市場調査会社、賽諾市場研究公司がこのほど発表した4月の「中国移動通信第3世代携帯電話(3G)市場月度報告」によると、スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)は、4月の中国スマートフォン市場における販売台数が25万台以上、市場シェア2.82%で9位に順位を回復した。HTCは3月の統計では10位圏外に脱落していた。28日付工商時報が報じた。
HTCは中国市場に進出して以降、ニーズをつかみ切れずに苦戦が続いていたが、4月は同社として初めて欧米と同時発売した「One X」、および中国3大キャリアの強い要望に応える形で発売した1,000人民元(約1万2,500円)の低価格製品「HTC新渴望」シリーズが好調で、再び10位内に返り咲いた。
業界関係者によると、中国キャリア大手、中国移動通信(チャイナ・モバイル)のHTCに対する発注はこれまで多くて月2万台余りだったが、4〜5月は各10万台規模に上っているという。また、中国聯合網絡通信(チャイナ・ユニコム)が発売した「HTC新渴望V」は労働節(メーデー、5月1日)連休中に1日10万台の販売を記録したもようだ。
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