ニュース 電子 作成日:2012年5月28日_記事番号:T00037347
聯華電子(UMC)の孫世偉執行長がこのほど、20ナノメートル製造プロセスによる試験生産を来年末にも開始できるとの見通しを示していたことが分かった。28日付蘋果日報が伝えた。
半導体回路のプロセス微細化をめぐり、競争を繰り広げてきたUMCと台湾積体電路製造(TSMC)の両社は、28ナノプロセスでは、TSMCが昨年第4四半期に量産化を宣言。これに対し、UMCによる量産時期は今年下半期にずれ込み、TSMCに比べ2〜3四半期遅れている。ただ、UMCは28ナノ以下への微細化に積極的に取り組み、20ナノでは、TSMCとほぼ同時期に試験生産を達成できる可能性が高まった。
UMCは現在、南部科学工業園区(南科)でプロセス微細化の研究に約850人の人材を投入しており、14ナノプロセスの研究開発にも着手している。
一方、TSMCも来年中に20ナノプロセスの試験生産に入ることを目標としており、場合によっては直接量産態勢に入るとしている。
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