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民進党が党駐米代表所を再開へ、対米関係強化狙う


ニュース 政治 作成日:2012年5月29日_記事番号:T00037353

民進党が党駐米代表所を再開へ、対米関係強化狙う

 民進党が対米関係を強化するため、党の駐米代表所を再開する。民進党は資金不足で駐米代表所を閉鎖していたが、党の立て直しに当たり対米外交重視の姿勢を内外に示したいと望む蘇貞昌・次期主席の意向が働いているようだ。29日付自由時報が伝えた。

 蘇次期主席は党中央と党務関連の人選も始めた。党秘書長候補には元台北県副県長の林錫耀氏、前台湾駐米代表の呉釗燮氏、前立法委員の翁金珠氏らの名前が挙がっている。

 なお蘇次期主席は当選後、党内に「中国事務委員会」を設置すると表明しているが、「任期中に訪中するつもりはあるか」とのメディアの質問に対し、「中国が前提条件を設けず、民進党主席の身分での訪問を認めるのであれば将来の適当な時期に検討する」と答えた。

 しかし、主席選挙で敗れた許信良氏は中国事務部の名称について、「(台湾と中国を別々の国と連想させるため)中国との間に無用の争いを引き起こすのではないか」との懸念を示し、「両岸関係委員会」の使用を提案している。