ニュース 運輸 作成日:2012年5月29日_記事番号:T00037357
今月中旬から、アジア~南米航路のコンテナ海運で運賃が2割以上上昇している。これにより南米東海岸向けは1TEU(20フィートコンテナ換算)当たり1,500~1,600米ドル、南米西海岸向けは同2,300米ドルに上がった。アジア~北米航路の運賃も先ごろ値上げが行われている。29日付工商時報が伝えた。
上海海運取引所の指数では、アジア~南米航路の運賃は5月第3週に20%以上上昇した後、第4週に2.5%下落。先週の同航路平均運賃は1TEU当たり1,706米ドル、積載率は90%だった。
海運会社によると、台湾~南米東海岸、西海岸航路はいずれも運航に20日以上かかる。主にブラジルとアルゼンチンが対象の東海岸航路で競争が激しいことから、ペルーやチリ中心の西海岸航路と運賃に開きがある。
台湾で両航路を運航しているのは長栄海運(エバーグリーン・マリン)だけで、荷主は主にデンマークのマースク、日本の海運大手、ドイツのハンブルク・スドなどに頼っている。
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