ニュース 金融 作成日:2012年5月29日_記事番号:T00037358
中央銀行は28日、4月の住宅ローン残高が前月比165億元増の5兆2,600億台湾元(約14兆1,200億円)に上ったと発表した。過去最高だった昨年12月(5兆2,700億元)に迫る水準だった。29日付工商時報が伝えた。
ただ、前年同月比の伸び率は1.47%にとどまり、1年1カ月連続で低下し、2年9カ月ぶりの低水準となった。市中銀行は最近ローン審査を厳格化しており、自己居住用以外のローンを認めない方向に転じていた。
中銀関係者は「住宅ローン残高の伸びは緩やかになりつつある」と指摘した。
それでも小幅ながら、住宅ローン残高が増えたのは、不動産業界の伝統的なキャンペーン期間「329檔期」(3〜4月)に入り、不動産開発業者が「住宅投資でインフレに対抗しよう」などとする広告を打ち、購入者の投機意欲をあおったためとみられる。
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