ニュース 金融 作成日:2012年5月29日_記事番号:T00037359
南山人寿保険は、米保険大手AIG系列の損害保険会社チャーティスの台湾子会社、美亜産物保険(チャーティス・タイワン・インシュアランス、旧友邦産物保険)の買収に向け、資産査定の段階に入った。
29日付工商時報によると、南山人寿はこれまでも美亜産物保険の損保販売で提携しており、南山人寿系の保険外交員は、美亜産物保険の損保契約の60%に貢献している。こうした中、交渉の行方は、残る40%の販路について関係先と提携で合意できるかにかかっているもようだ。
南山人寿による美亜産物保険買収説は、4月末に報じられ、同社関係者も「交渉を進めているのは確かだ」と認めている。交渉は南山人寿の杜英宗副董事長が主導しているという。
南山人寿が美亜産物保険を買収すれば、台湾の生保会社が損保会社に出資する2番目の例となる。美亜産物保険は2009年に赤字に転落し、10年に減資を実施後、黒字転換。昨年は6億5,000万元の利益を上げた。
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