ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年5月29日_記事番号:T00037365
H形鋼の台湾最大手、東和鋼鉄企業(東鋼)は、同社創立50周年および桃園県の観音新工場の落成式典を28日開催した。侯貞雄同社董事長によると、新工場稼働後は、台湾での年産は220万~230万トンに達する。また中国のJFEスチールと合弁のブリキ工場、中日達金属を含めると、中台合わせた鋼材の年産能力は300万トンに上る見通しだ。29日付経済日報などが伝えた。
式典には東鋼の侯貞雄董事長(中)のほか、蕭万長前副総統(右3)ら政界関係者も多く参列した(28日=中央社)
侯董事長は今年の鉄鋼市場について、あまり良くはないが、同社は最新の製鋼、圧延設備を整え、台湾で初めて加熱炉を経ることなく製鋼から直接圧延を行う体制を築き、重油コストを大幅に下げて競争力を強化していると説明した。
また、本業の鉄鋼を主軸とし、エネルギーや環境保護事業など経営の多角化を積極的に進め、世界に進出していきたいとした。
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