ニュース 電子 作成日:2012年5月29日_記事番号:T00037367
通信大手の中華電信とスマートフォン大手の宏達国際電子(HTC)が折半出資する合弁会社、華達数位は28日に開催した董事会で、今後は複数の電子機器をクラウドコンピューティングで結ぶデジタルコンテンツサービスの開発に注力することを確認した。29日付工商時報が報じた。
華達数位は中華電信のマルチメディア・オンデマンド(MOD)サービスを基に発展を図る方針とされるが、現在同サービスはコンテンツの不足が最大のボトルネックとなっている。そこで中華電信は今後、国家通信伝播委員会(NCC)の認可を経てネットワーク機能を備えたテレビ「スマートテレビ」向けに「MOD2」プラットフォームの開設を計画している。
一方、HTCは昨年、英モバイルメディア企業、サフラン・デジタルを買収し、独自の動画配信サービス「HTC Watch」を開始している。HTCは今後、華達数位を通じて複数機器で利用可能なデジタルコンテンツ、番組を開発し、中華電信の「MOD2」に提供していく方針とみられる。
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