ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ノートODMのQ2出荷、部品メーカーが慎重見通し


ニュース 電子 作成日:2012年5月29日_記事番号:T00037369

ノートODMのQ2出荷、部品メーカーが慎重見通し

 29日付電子時報によると、ノートパソコン業界では現在、欧州債務問題の再燃や夏の非需要期を迎えることなどにより、ブランドメーカーが市況見通しを慎重視する一方、各ODM(相手先ブランドによる設計・製造)メーカーは「顧客の発注量は減少してない」と強調している。しかし川上の部品メーカーからは、最近ODMメーカーからの受注が減少しているとの指摘が上がっており、6月の出荷成長率は予測を下回り、第2四半期通期でも前期比微増にとどまる可能性があるとの見方を示した。

 主なODMメーカーの第2四半期出荷台数成長率予測は、▽和碩聯合科技(ペガトロン)、前期比30~35%増▽仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、同15%増▽広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、同5~10%増▽緯創資通(ウィストロン)、同0~5%増▽英業達(インベンテック)、前期比同水準──。

 各メーカーは、4月は新旧製品の入れ代わり時期に当たったため出荷台数が減少したが、5月はインテルの新世代中央処理装置(CPU)「Ivy Bridge」発売に伴い発注量が増加、6月も引き続き好調が見込めるとみている。