ニュース 電子 作成日:2012年5月29日_記事番号:T00037370
市場ではこのほど、CMOSイメージセンサー(CIS)大手、米オムニビジョン・テクノロジーズが、アップルから次世代スマートフォンの前面デジタルカメラ向けなどの受注を獲得したとの観測が出ており、台湾積体電路製造(TSMC)での第2四半期ウエハー投入枚数が前期比3倍に増加する見通しだ。またオムニビジョンはパッケージング・テスティング(封止・検査)パートナー、同欣電子工業、京元電子(KYEC)に対しても最近、積極的な発注を行っているとみられ、両社の今年の業績に貢献しそうだ。29日付電子時報が報じた。
オムニビジョンは昨年以降、封止・検査戦略を転換し、従来は同欣電子、日月光半導体(ASE)、矽品精密工業(SPIL)に発注していたセラミックパッケージや製品検査を同欣電子に集中、ウエハーテスティングの大部分をKYECに発注している。
今期、同欣電子とKYECはいずれも今年の設備投資引き上げを表明しており、これはオムニビジョンからのCIS受注が増加したためではないかとみられている。両社とも「特定顧客についてはコメントできない」としたものの、「光センサー受注の成長率は確かに予想を上回っている」と明らかにした。
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