ニュース 電子 作成日:2012年5月29日_記事番号:T00037371
ルネサスエレクトロニクスは28日、台湾積体電路製造(TSMC)に対し生産を委託するマイクロコントローラ(MCU)の回路線幅レベルを、40ナノメートル製造プロセスまで引き上げると発表した。従来は90ナノメートルを委託していた。ルネサスはこれに伴い、高速読み出し対応のMONOSメモリ技術をTSMCに提供する。40ナノMCUの用途としては次世代の自動車や家電などを想定している。29日付蘋果日報などが報じた。
拓ボク産業研究所(ボクはつちへんに僕のつくり、TRI)の楊勝帆副所長はルネサスの発表について、TSMCにとって40ナノ製品のライン稼働率向上に寄与し、今後28ナノ以下の製造プロセス製品も受注する可能性があるとの見方を示した。なお、TSMCがルネサスの鶴岡工場(山形県)を買収するとの観測について同社は、「市場の観測についてはノーコメント」とした。
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