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台湾半導体封止検査の生産額、今年6%成長見通し【表】


ニュース 電子 作成日:2012年5月29日_記事番号:T00037373

台湾半導体封止検査の生産額、今年6%成長見通し【表】

 電子時報系の市場調査機関、デジタイムズ・リサーチによると、今年の台湾の半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)産業の生産額は前年比6%増の136億8,000万米ドルとなる見通しだ。世界の半導体業界全体を上回る伸びが予想されている。29日付蘋果日報が報じた。

 封止・検査各社は需要の激増で、ハイエンドの生産能力が供給不足となっており、相次いで今年の設備投資計画を上方修正している。▽日月光半導体製造(ASE)、8億米ドル(従来7億~7億5,000万米ドル)▽矽品精密工業(SPIL)、175億台湾元(約470億円、従来110億元)▽京元電子(KYEC)、35億元(従来30億元)▽超豊電子(グレイテック・エレクトロニック)、12億~15億元(従来10億元)──など。

 ただデジタイムズ・リサーチの柴煥欣アナリストによると、台湾の半導体封止・検査業界の2013年生産額は、在庫調整と需要減少で、前年比3%増の140億9,000万米ドルへと伸びが半減する見通しだ。