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中国不動産大手、台湾を視察


ニュース 建設 作成日:2007年11月14日_記事番号:T00003738

中国不動産大手、台湾を視察

 
 深セン万科集団の王石主席、北京万通実業集団の馮侖主席、富華集団の趙勇総裁など中国民間不動産大手のトップ28人で構成された「台湾不動産視察団」一行が、13日台湾に到着した。過去最大規模となる中国不動産業界による今回の視察は、実際の投資行動は行わないものの、将来の投資への道をひらく意味合いが強く、中国資本に対する開放議論が再燃しそうだ。

 馮主席は「台湾の不動産は現在でも相当高値だが、もし中国人観光客を解放すればその価値は数十倍にも跳ね上がるだろう」と話した。今回の視察は1週間の予定で、13日は台北101などを視察した。今後台中、高雄、日月潭、阿里山、太魯閣を回り、2日間の玉山登山も予定している。

 視察ツアーを主催した郷林集団によると、中国側は事前協議で住宅、商用不動産、観光産業などに興味を示した。このため、視察期間中は台湾高速鉄路、高速道路、航空および北周り鉄道など、観光地だけでなく交通手段もじかに体験してもらうことを計画したという。13日付聨合晩報が報じた。