ニュース 運輸 作成日:2012年5月30日_記事番号:T00037382
華信航空(マンダリン航空)が1億9,000万台湾元(約5億1,000万円)を投じて台中空港に設置した航空機整備工場が29日、落成を迎えた。中台および国際線の増加が大規模なメンテナンス需要をもたらす中、台湾の関連業者が商機獲得を目指している。30日付工商時報が報じた。
華信航空の何漢業総経理によると、新しい整備工場は今後、同社保有機の定期補修に利用するほか、中国、香港、ベトナムの航空会社10社から機体の簡易補修を請け負い、年間400万〜500万元の収入を見込む。
華信航空のほか、航空機保守・部品メーカー、漢翔航空工業(AIDC)も商用・公務用小型飛行機の補修能力拡大に努めている。
また長栄航空(エバー航空)と中華航空(チャイナエアライン)も最近、大型航空機の整備工場新設を検討しており、エバー航空は30億元、中華航空は4億元を投じる計画とされる。さらに軍用機の整備で知られる亜洲航空(エアアジア)も、5月末までに米グッドリッチから技術移転を受け、民間航空機用の交流・直流発電機整備を手がける見通しだ。
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