ニュース 建設 作成日:2012年5月30日_記事番号:T00037385
中央銀行は29日、市中銀行による住宅ローンの融資上限に関する規制を強化し、既に家屋を保有する人が新たに住宅を購入する場合、現在保有する住宅に対するローンと新たに購入する住宅のローンの合計額を、新たに購入する家屋の評価額の60%までとすることを決めた。30日付工商時報が伝えた。
対象は台北市と新北市13区で、中銀は市中銀行に対し、実態調査を行った上で、融資上限を超過しているケースについては、融資の引き揚げを行うよう要求した。
銀行業界関係者によれば、自宅の改築などに充てるとして融資を受けた上で、実際には資金を新築住宅の購入に充てるケースは少なくない。
今回の措置は、住宅ローンが自己居住用以外の投機行為に利用されることを防ぐ措置だ。しかし、今回の規制強化により、老朽家屋からの買い替えを検討している人がローンを利用しにくくなるケースも出てきそうだ。
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