ニュース 医薬 作成日:2012年5月30日_記事番号:T00037387
ITホールディングスグループで、医薬品開発業務受託機関(CRO)のACメディカル(本社・東京都新宿区、鈴木意継社長)は29日、多国・地域間で臨床試験(治験)を行う「国際共同治験」を受託するためのアライアンスグループ「A−PACT」を、台湾の維州生物科技(バージニア・コントラクト・リサーチ・オーガニゼーション)などと発足させたと発表した。
「A−PACT」にはこのほか、中国・潤東医薬研発(上海)、韓国・C&Rリサーチの2社が参加している。
A−PACT参加4社はそれぞれの国・地域で製薬メーカーからの国際共同治験申請の窓口となり、販売を予定する国・地域のメンバーCROに治験を依頼する。大手CROが国際共同治験を行う場合、各国に設けた支店や子会社で対応するが、4社はこうした海外拠点を持たないためアライアンスを組むことにした。ACメディカルによると、4社はこれまで1,200件以上のプロジェクトに携わり、治験範囲も広い。
現在は各社で業務プロセスを検討中で、今秋からの本格稼働を予定している。3年後の売上目標は10億円。将来的にはアジアでの参加国・地域の拡大を図る。
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