ニュース 自動車・二輪車 作成日:2012年5月30日_記事番号:T00037389
日本の自動車部品大手、デンソー(本社・愛知県刈谷市、加藤宣明社長)は昨年以降、台湾の自動車用ラジエーター最大手、吉茂精密(Cryomax Cooling System)と資本および技術提携を結んでおり、両社は今後、製品の開発・設計から製造工程、生産技術、生産設備の運用・改善など全面的な協力を進め、アフターマーケットで商機獲得を狙う。30日付工商時報が報じた。
デンソーは昨年9月、吉茂に22%出資し、さらに今年4月は技術提携も結んでいる。吉茂の劉彦狄総経理は「大企業のデンソーは、当社より規模の大きい他国のメーカーと提携できたが、『人々の幸福に貢献する』という理念に合致するという理由から当社をパートナーに選んだ」と語った。
純正部品市場で世界的大手のデンソーに対し、吉茂はアフターマーケットで20年以上の経験を持ち、いずれも広い販路を確保している。このため、両社がそれぞれの強みを生かし、人材や技術の交流を進めれば高い効果を発揮すると工商時報は指摘している。
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